学校行かない騒動

学校に行きたくない子ども

成人の日が終わり、3連休明けの火曜日。

我が家で起きた小学1年長男の「学校行かない」騒動について書こうと思います。

朝いつも通りリビングに眠そうな目こすりながらやっと起きてきた長男。

いつもなら、朝ご飯を食べて着替えて、登校班で学校に行くのですが…また寝室に戻って行ってしまいました。様子を見に行くと「学校に行きたくない!」と布団をかぶった状態。

以前にも、2回あったのでまた同じような様子かなと思ったのですが、今回はてこでも動かず…やっとリビングに移動しても、泣いており「どうしても行きたくない。」理由を聞くと、「学校では休み時間しか自由になれなくてイヤだ。」と言うのです。

話し合っても行けそうな気配がなく「今日休めば明日は大丈夫そう…」ということなので、無理強いせず欠席。現在コロナ禍で連絡帳を他のお子さんに持って行ってもらうこともできないので、担任の先生に事情を説明し先生も親切に対応してくださいました。

欠席が決まると長男はほっ💨としたように明るくなりました。私の仕事中は一人で大好きな工作、マジック、折り紙に没頭。やはり私と話したいので、仕事部屋に入ってきてマジックを見せたり種明かしを説明したり…。

作業が捗らないのですが、ここは我慢。途中からは下の階で一緒に暮らしているおばあちゃんのところに行ってもらいました。

おばあちゃんが孫のためにポップコーンの種を買った来てくれたので、午後はおばあちゃんとフライパンでポップコーンがはじける様子を見て楽しんで、おやつに食べました。

私もいつもより早めに仕事を切り上げて、長男が学校で使う国語のノートや文房具、食料品を一緒に買いに出かけました。買い物について行くのが好きなので、スーパーではカゴを率先して持ち手伝ってくれて楽しそう👦♪

やはり、休日は下の弟妹もいて騒がしいので、一人で母親や祖母と過ごせるのはうれしかったようです。夕ご飯の準備も手伝ってくれてその日は平和に終了。

翌日・・・朝起きた時「学校に行かない、やめたい」これは困ったなと思いました。しかし、時間と共に落ち着き、何とか登校することができました。

私としては、年末年始の長い休み明けの先週一日だけの登校、そしてまた3連休。大人でも会社に行くのが憂鬱になるぐらいなので(ならない人もいるかと思いますが)まだ学校のペースがつかめず、行きたくないのだと思っていました。

夕方児童館に迎えに行ったときに、今日は珍しくドッジボールに参加したこと、塗り絵を細かく丁寧に塗ったり、折り紙に没頭したり…先生が様子を丁寧に説明してくださいました。そこで、先生の言ってくださったことに気づきがありました。

「〇〇くんは、いつも色々な取り組みの時に嫌だと思う事もきっとあるだろうに、それを表に出さずに黙々とやっています。たぶん、そういった日頃の我慢が少しずつ積み重なっていき、今回の休み明けに我慢ができずに出てしまったんじゃないでしょうか。」と。火曜日の朝に言った「休み時間しか自由がきかない」の言葉に繋がった気がしました。

学校の担任の先生が書いてくださった連絡帳にも「今日は頑張って過ごしていましたよ。褒めてあげてくださいね。」と記されていました。

家で普段やりたい放題な姿と外とは違う。親たちは、家での子どもの姿しか見ていないのでできていないことに目が行きがちですが、外では頑張っている。帰ってくると、外の緊張から解き放たれて、家で信頼する親や祖父母たちの前では自分のありのままの姿が出るのは自然なことだと改めて感じました。

どうしても大人目線で、学校は普通に行くもの、ご飯は静かにちゃんと食べるもの…と大人の固定観念に当てはめてしまいがちです。しかし、子ども目線で見ればそれは全く違う。大人も、子どもの目線に立ち気持ちを考えて、接っするのが得策だと感じます。

周りのお子さんの様子を聞くと、今回の連休明けは泣きながら行ったり、登校しても覇気がない、もしくは行けなかった子も多かったようです。

私自身も母歴7年が経ち8年目に入ったのですが、怒ったり、常に子育てにイライラしていることも多く未熟者です。今回の学校行かない騒動が一見マイナスなことに見えますが、親自身の気づきになりかえってプラスなんじゃないかと思います。

学校の保健室の前に手作りおみくじガチャが登場したらしく、それを1日2回引くのが楽しみで週の後半は元気も戻り登校しています。

また来週の月曜日の心配もありますが、柔軟に対応したいと考えます😌

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